再興へ、はじめの一歩
初期伊万里を再興するにあたっては、
初代が発見した泉山磁石鉱からつくられる胎土の復活が必要不可欠であった。
2010年より研究を開始し、2015年11月、泉山土「参平土(さんぺいど)」が完成した。
宝瓶と湯さましが1つずつと、湯呑5つずつからなる煎茶揃。
有田固有の泉山磁石を原料とする「参平土」を用いながら、現代の暮らしに寄り添う器として落とし込んだ。
十三代に向けた追悼作品。
初期伊万里の中でも珍しい、陰刻と接着技法による表現。
Φ210 mm × H70 mm
約400年前、初代が頭を務めた
小溝谷古窯にて制作された意匠を元とする作品。
Φ150 mm × H160 mm
花びらのような渕と側面の鎬彫が、
瑠璃釉によって
落ち着いた雰囲気を醸している。
400年前にあった意匠のひとつ。
Φ90 mm × H80 mm
日本酒や緑茶といった、日常使いに最適な作品。
福寿や吹き墨の月兎など、様々な絵柄が楽しめる。
Φ70 mm × H65 mm