こんにちは!スタッフです。
今年も北九市の小倉井筒屋新館7階美術画廊での十四代李参平作陶展が始まりました。
もうすでにいつものお客様とお会いでき、大変うれしく思っております。
皆さん、お元気の様です。
今回は登り窯窯出し展でもあります。
今まで一緒に登り窯を焚いていたパートナーが病に倒れたため、陶祖李参平窯だけでの登り窯焼成となりました。
そのため新たなチャレンジができた登り窯でもありました。本当に面白い作品が出来上がっています。
無施釉で登り窯に入れ、灰被りをさせた作品。灰が溶けて自然釉となっている部分、灰が被っていない部分。
釉薬がちゃんと溶け切っていない部分、還元がかかっておらず酸化の柔らかいお色のままのもの。
本当に面白いものばかりです。
今回の小倉井筒屋での作陶展が窯出しお披露目となります。
この展示会が終わり次第、有田のギャラリーショップやオンラインショップでのご案内となります。
今日ご紹介するのはこちら
写真では分かりづらいんですが、釉薬の溶け方が大変面白い作品です。
釉薬がよく溶けている部分はツルっと、まだ結晶が残っている部分はマットな質感です。それが一つの器の中で見ることができ、不思議な感覚になります。
これも狙ってできる作品ではないですね。
☆小倉井筒屋作陶展☆
日時:2023年12月13日(水)~19日(火) 10:00~19:00 最終日は16:00閉場
場所:小倉井筒屋 新館7階 美術画廊
十四代在廊予定日:13日(初日)、16日土曜日、19日(最終日)
お近くの方はぜひお立ち寄りください。